(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (2441)
『米国の富を支配するスーパー組織の存在・・・』
”突拍子もない指摘”とは感じますが、世評の底辺で言い続けられてきた内容ですよね・・。
世界銀行の主席弁護士シニア・カウンセラーだったカレン・ヒューブ女史が米国について次のような告発を行った。それは、(通貨)は本来、金(きん)などの資産に裏づけされて発行されるべきだが
米国の中央銀行には金が不足しており、在庫が無くなりつつあるに関わらず、FRB(米・連邦準備制度理事会)は、際限なく大量の米ドル札を印刷している。これは、紙幣発行の担保として提供する金がないにも係らず金を売っているのだから完全に”政府による詐欺行為”だというもの。
BRIC's諸国(ブラジル、ロシア、インド、中国)は、「金本位制」の自国通貨で貿易を開始しており、国際準備通貨としての米ドルは崩壊しようとしている。
さらに、米国民の税金のほとんどが米国内で使われずに、米国以外に送金されており、英・米の条約の下、米国民の税金はイギリス経由でバチカンに流れている・・と指摘する。
また、「誰が資本市場の上場企業43万社を支配しているのか?」と、秘密のスーパー組織が存在するという。この組織体は世界の年間収益の60%と世界資産の40%を所有し、実際に得るべき富の10倍の富を企業から奪っているという。
そして、彼らは主要メディアをすべて買収して支配しており、この組織が米国や他国を支配していると指摘している・・・。
果たして、この告発は真実なのか? 「日・米2つの”突拍子”もない指摘」が描き出す姿は真実なのか? 日・米の一部経済界で注目が集まっている。
(記事:Business Journal Thinkstock 2013/11/06)
「日米経済、2つの突拍子もない専門家の指摘が話題に~」
(参考):
「金本位制度」とは?
本来、紙幣とは兌換紙幣(だかんしへい)で、相応の金と交換することが保証された債券でした。
「金本位制度の停止」
① 1934年・〔ブレトン・ウッズ協定〕:第一次世界大戦の戦後処理のため、米ドル(1US$)
=金1オンスと定め、米ドルと各国通貨の固定相場とすることになりました。
この時、1US$=360円(日本円)の固定相場。
② 1971年・〔ニクソン・ショック〕:時の米国・ニクソン大統領は、米ドルと金の交換停止
を発表しました。以後は、(金)との交換保証のない、(紙)としての米ドルの大量発行の
幕開けです。
☆つまり、長い世界の近代経済史において『金本位制度』が停止したのは、わずか
40年前のできごとなのです。
「米ドル札や、一万円札で、なぜに物が買えるのか?」
”われわれ、世の中全体の”思い込み!”に過ぎません・・。
一枚:数円の印刷物です。
日本の場合、紙幣は日本銀行の銀行券であって、政府財務省はコインしか発行していません。
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木