『国債返済は、消費税率:32%、150年かかって返済!?-②』
(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (2440)
「日本の総人口は、2150年に4,000万人まで落ち込む・・」
(前号)の内容から、続く。
そこで同氏が提唱したのが、
”赤字国債を150年かけて返済する”という計画。この計画であれば、最終的な消費税率は33%でなく、17%で済むという。
計画では
1)安倍首相が推進する「アベノミクス」に沿って、黒田日銀総裁が「異次元緩和」の目標と
する2%のインフレ率を達成し、
2)年金給与削減を行う。「代替率(年金支給額が、現世代の年収の何%に当たるか?)」を、
現在、政府が公約している「標準世代の50%」から「30%程度に引き下げる」ことに
より、年金給与を引き下げる。
3)加えて、高齢者の医療費窓口負担を2割に引上げる。現在70歳以上の高齢者の医療
負担は1割だが、これを2割にする。
4)さらに、社会保障費以外の財政支出を一律1%づつカットした上で、消費税を5年おきに
5%づつアップし2070年代に32%にまで引上げる。
この時期(2070年代)が高齢のピークとなり、その後は若返りが始まるため、除々に消費
税を引き下げ、最終的には2150年頃に17%に安定させる。
と言う・・・。
(前号と同じ言葉ですが~)
「確かに、150年先の話は”滑稽!”だ。その間に世の中が、どう変わるかわからない・・。」
しかし、現状の日本のあらゆるデータを(スパコン)に入力し、はじき出したシュミレーション
が上記であることは間違いないと思われます。所詮は機械の「スパコン」とは思いますが、今夏の台風の発生とか、予測進路あたりをみると、「スパコン」は、人間の”希望的観測の感情”が入らないだけ、的確なシュミレーション結果を導き出すという側面もあるような気がします。
(記事:Business Journal /Thinkstock 2013/11/06)~
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木