(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (2487)
このブログを読んでいると、「全科目受験での合格は不可能!」と言われているような気持ちに陥ると思います。
それに近い状況であるとも思いますが、(科目免除受験者)を除いて、全国で平均:1万人の受験者の内、全科目受験での合格者が3~4%=300人~400人居るのも事実です。毎年、100人前後の”初回受験で一発合格!”の受験者もいるのではないでしょうか?
(裏を返して言えば、初回受験での全科目受験者の合格率は(1~2%程度)と想定できます)。
僕の正直な気持ちは、この「全科目受験、初回一発合格者!」の驚愕と尊敬です。
どうやって、わずかな期間の間に、あの試験をクリアーする全ての条件をクリアーするレベルに到達できたのか? 心からの尊敬と驚きを感じています。
午前中の受験科目=「通関業法」・「関税法等」のみで、合否の判定基準に乗れる(実務科目免除者)は、いざ知らず、「通関実務」での判定基準をクリアーするためには、(マルチな能力)が要求されます。
(国語・読解能力、英語力、計算力)をベースとして、(推測力、判断力、判断力、処理スピード)
ポイントは、その全てを”時間内に処理し、正解を出す”ことが求められます。
なおかつ、出題構成は、(5肢選択)や(リンク=いもずる問題)で、その一部を理解していても、全部を正解しないと”得点無し=0”との無慈悲な問題構成です。
「(通関実務科目)は運・・」と嘆く、受験者のブーイングが理解できないわけではありませんが、それ以上に合格者の”調和された能力と完成された努力”に感嘆しています・・。
事実以上の不必要な”脅し”で、意気込む受験者を不安に陥れる気持ちはありません。
と、同時に受験スクールの”セールス・トーク”で安易に受講を勧める気持ちも持ちません。
(簡単ではない!)という事実認識と、かと言っても、(現実に合格者が居る!)という事実を見つめ、分析するのみです。
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木