(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (1409)
前号の内容は、『年賀状は、問題なく配達されるか?-日本郵便事業株式会社』でした。
郵政省は、『日本郵政公社』として、2003年~2007年までの4年半に渡り、日本で郵政
事業(郵便・郵便貯金・簡易保険)と、郵便・金融・保険の3業務をおこなっていた国営の公
共企業体であった。
2007年(平成19年)に10月1日に
”郵政民営化”に伴う郵政3事業を含むすべての業務
が「日本郵便株式会社」及びその下にに発足する4つの事業会社:
① 郵便局株式会社
② 郵便事業株式会社
③ 株式会社ゆうちょ銀行
④ 株式会社かんぽ生命
へ移管・分割され、日本郵政公社は解散された。これにより、内務省以来130年以上にわ
たり政府によって運営されてきた(国営としての郵便事業)は幕を閉じた。
この時の『株式会社ゆうちょ(郵貯)銀行』の総資産は226兆円あまりで、これは「三菱東京
UFJ銀行」を上回り世界で最大規模の銀行となった。
2005年度の世界の銀行の株式時価総額ランキングでは、三菱東京UFJ銀行はおろか、
世界第一の(シティー・グループ)でさえ、28兆円あまりであったのだから、いかに”巨大
な銀行”の誕生であったかが理解できる。
一方、郵便簡易保険を引き継いだ「かんぽ生命保険」は総資産額が114兆円あまりと、
こちらもこれまで日本生命保険業界で最大手の「日本生命」を上回る世界トップクラス
の生命保険会社であった。
(記事参考:ウィキぺディア)
「㈱ ゆうちょ銀行」、「㈱ かんぽ生命」とは、直接に関係はないにしても、「郵便事業㈱」
に対する、
関税法第76条第3項(20万円以下)は、何なのですか?
この郵政問題も含め、(郵政)・(農協)・(健康保険)と、肝心ポイントに”目くらませ”で覆い、
よくも、(日本の農業)と(日本のモノ作り)の2点の論争で、「TPP」をごまかしてくれた
ものです!
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木